SEO対策のお話としての第六弾はテキストと画像のお話です。これまでtitle要素やキーワード、要約、見出しなどを解説してきましたが、いよいよホームページのコンテンツ部分になるテキストや画像の話に進みましょう。

SEO対策の基礎 テキストと画像

 これまではピンポイントでできるSEO対策を紹介してきましたが、今回はホームページのコンテンツそのもの、対象のホームページ全体に対して行うSEO対策になります。それらに対してSEO対策をするためのポイントは以下の通りとなります。

  • 画像ではなく出来るだけテキストを多くする
  • SEO対策をしたい対象のキーワードそのものを使う
  • SEO対策をしたい対象のキーワードは複数回使う
  • 『この』『その』などの指示語は使わず具体的な言葉を使う

 まずホームページに対するSEO対策の基本中の基本として、画像はSEO対策には効果を発揮しないということを必ず覚えておいて下さい。
 ホームページの見栄えを良くするために図や表、そしてボタンやリンクまで画像で作る業者がたくさんありますが、検索エンジンはそこに画像があるということを認識するだけで、その画像が何を表しているものなのかは全く把握しません。つまり、SEO対策のホームページを作成したとき、『SEO対策』というキーワードを入れたロゴやアイキャッチ、ボタン等の画像をどんなに使ったとしても、それらは画像としてしか認識されず、『SEO対策』というキーワードを含んでいるものとはされません。しっかりと『SEO対策』をテーマにしたホームページであることを検索エンジンに把握してもらうためには、『SEO対策』という文言をテキスト情報として記述する必要があるのです。

 そしてキーワードをテキスト情報として記述する際にも、『SEO対策』と記述するか『SEOの対策』と記述するかでも効果が変わってきます。ですからどちらのキーワードでSEO対策をしたいかを決めたら、キーワードそのものを使用するようにしましょう。
 キーワードの選択方法について詳しく知りたい方は『SEO対策の基礎 キーワードの選択』で紹介しているのでそちらもご覧ください。

 では検索エンジンがホームページのテーマをどのように把握しているか、つまり対象のホームページを表示する際の検索キーワードを検索エンジンがどのように決定しているかということを考えてみましょう。
 検索エンジンがそのホームページのコンテンツを判断する要素は多数あります。これまで挙げてきたようにtitle要素やmeta要素のdescriptionやkeywordsの内容、そしてh1やh2などの見出しの内容等からそのホームページの概略を把握はしますが、やはり最終的にはコンテンツ、つまりそのページのコンテンツ内にあるテキスト要素等から総合的に判断がされます。つまり、title要素やmeta要素、h1やh2には『SEO対策』という文言が含まれていたとしても、コンテンツ部分には全く『SEO対策』という文言が含まれていないのならば、検索エンジンはそのホームページを『SEO対策』をテーマにしたホームページだとは判断しません。それは本のタイトルが『SEO対策』となっていても、本文では『SEO対策』のことが全く触れられず恋愛スペクタクルが書かれているのなら、その本は『SEO対策』の本ではなく『恋愛小説』の本と分類されるのと同じことです。

 以上のようなことから、SEO対策をするときは、キーワードを明記することで対象のホームページが目的のキーワードに関連したホームページだということをしっかりとアピールしなければなりません。そのためにキーワードは1度だけでなく複数回明記する必要がありますし、またキーワードに関しては『この』や『その』などのような指示語ではなくしっかりとキーワードを明記しなければならないのです。

 当ホームページ作成会社.comは最適なキーワードの選択にとどまらず包括的なSEO対策サービスをご提供しておりますので、ご興味のある方は、『お問い合わせ』よりお気軽にお問い合わせ下さい。