meta要素　ホームページ作成時のSEO対策

SEO対策の基礎　meta要素とは

　meta要素［generic metainformation］とはそのホームページの文書の制作者、制作年月日、説明、キーワードなどの付加情報を記述したり、HTTPヘッダの追加情報を設定したりと当該文書に関する様々な情報を記述するための要素です。
　その中で特にSEOに関連するのはdescription［ホームページの要約］、keywords［ホームページのキーワード］、robots［ホームページの巡回指定］の3つの要素です。

SEO対策の基礎　meta要素の記述方法

　meta要素はタイトル要素と同じようにhead要素内に記述ます。具体的な記述方法は以下の通りです。

SEO対策の基礎　meta要素記述時の注意点

　ではSEO対策という観点からは、このmeta要素の記述方法はどうしたら良いのでしょうか。

　まずはdescriptionから見ていきましょう。
　descriptionは対象のWebページの要約となる説明文を記述するための要素で、その記述した内容は検索エンジンによる検索結果に表示されることとなります（下図参照）。

　では、このdescriptionを記述する際は何に注意したら良いのでしょうか。
　まずは検索エンジンにもよりますが、検索結果に表示される最大文字数が決まっているのでその文字数より少ない文字数の要約を作った方が良いです。一般的に全角80文字～110文字程度が表示文字数の上限になるのでそれぐらいを目安に作成してください。但し、文字数が上限を超えた場合は、超えた部分が省略され『…』が表示されるようになるだけなのであまり気にしないでも構いません。
　もう1つの注意点としては、descriptionに記述した要約の中にユーザーが検索したキーワードが入っていない場合は、descriptionが検索結果に表示されないことが挙げられます。ですからdescriptionの要約の中には必ず、そのWebページのtitle要素と次に説明するkeywordsに登録したキーワードが含まれるようにしましょう。
　また、当たり前のことですが、ユーザーは検索結果に表示されたdescriptionの内容を見てそのホームページにアクセスするか否かを判断する場合が多いので、分かり易く魅力的な内容にすることも大切です。

　では次にkeywordsの話をしましょう。
　keywordsは対象のWebページを検索して欲しいワードを記述するための要素となります。但し、検索して欲しいからと言って、title要素や本文部分に記述していないキーワードを記述しても意味がありません。
　SEO対策の観点からいうと、titleや本文に記述した文言の中から検索して欲しいキーワードを、重要な順に4～5語程記述するのが良いでしょう。かつてこのkeywordsを使って、ここに大量にキーワードを記述することでSEO対策を謀ったホームページが大量に出たことで、多くの検索エンジンがこの要素をあまり重視しなくなっていますし、またあまり多くの語を記述するとスパムサイトと判断されることもあるので、扱いには注意が必要です。

　最後に3つ目のrobotsについて解説します。
　これはホームページの情報をとりにくる検索エンジンのクローラーに対して、そのWebページの登録とそのWebページからリンクしているWebページへの巡回を指定するための要素となります。
　特に記述しなければクローラーは自動的に全ページの登録及びリンク巡回を行うので問題はありませんが、もし一部の人だけに公開したいページや、SEO対策のために、ホームページ全体のテーマと異なるページを検索エンジンに登録されたくないとき等にはこの要素を使うと良いでしょう。具体的な記述方法としては登録不可の時には『NOINDEX』、そのページからの巡回を許可しない場合には『NOFOLLOW』を記述して下さい（逆に登録可の時は『INDEX』、巡回可は『FOLLOW』）。

　当ホームページ作成会社.comは最適なキーワードの選択やタイトル、meta要素の決定・反映等、包括的なSEO対策サービスをご提供しておりますので、ご興味のある方は、『お問い合わせ』よりお気軽にお問い合わせ下さい。