ホームページへのSEO対策の第一歩目としてキーワードの選択が終了したら、次はそのキーワードを作成したホームページ作成に反映していくことになります。折角良いキーワードを選択しても、適切に反映しなければ望んだ効果は得られません。SEO対策において非常に重要になる作業なので、しっかり理解し対策をとるようにしましょう。

SEO対策の基礎 タイトルとは

 ここでいう『タイトル』とはHTMLのtitle要素のことです。これはHTMLのhead要素の中に記述され、そのWebページのタイトルを表します。つまり、このタイトルとはまさに本のタイトルのように、そのページに書かれた内容を表すものとなるのです。そのため、このタイトルの内容は検索エンジンの評価に大きく影響するので、是非このタイトルにしっかりとキーワードを反映させるようにしましょう。

 参考までにタイトル要素の記述方法を以下に示します。

<head>
<title>タイトル内容</title>
</head>

SEO対策の基礎 タイトルの決定

 ここではSEO対策で非常に重要になるタイトルについて、決定時に気をつけるべき3つのことを紹介します。

  • キーワードの検索数
  • 最も検索数の多いキーワードではなく検索数の合計が多いキーワードを選択
  • 内容を端的に表し、また興味を持たれるタイトルをつける

 ではそれぞれについて簡単に解説をしていきましょう。

 まず1点目のキーワードの検索件数について解説します。
 これは『SEO対策の基礎 キーワードの選択』でも説明しましたが、検索エンジンを用いて同じ内容を検索する場合でも、人によって用いるキーワードが違うので、より頻繁に使われるキーワードに対してSEO対策をとった方が効果的になります。
 つまりホームページに関連する事項を検索する場合も、人によって『ホームページ』というキーワードを用いる人もいれば『Webサイト』というキーワードを用いる人、『サイト』や『HP』などを用いる人など様々な人がおり、それぞのれのキーワードによって検索件数に差があるのです。ですから、同じ内容でもより多くの人が検索しているキーワードを選び、それに対策をとらないと、魚のいない池に釣り糸を垂らすようなもので、望んだ結果を得ることは出来ません。

 次に2点目の検索数の合計を考えるようにするとはどういうことでしょうか。
 これは単一キーワードのみを狙いに行くのではなく、複数キーワードの組み合わせを狙いに行ったほうが効率がよい場合が多いことを言っています。
 例えばデジタル一眼レフカメラのホームページを作成した際に、『デジ一』や『デジタル一眼』というキーワードでSEO対策をすると『デジ一』というキーワードで検索した人、『デジタル一眼』というキーワードで検索した人しか訪問してくれませんが、『デジタル一眼レフカメラ』というキーワードでSEO対策をすれば、『デジタル一眼レフカメラ』というキーワードで検索した人はもちろん、『デジタル一眼』『デジタル一眼レフ』『デジタル カメラ』『一眼レフ』『一眼レフカメラ』などの様々なキーワードで検索した人が訪問する可能性があるのです。もちろん、あまりキーワードが長くなると、キーワードの中のどの言葉が最も大事なのかわからなくなってしまい、効果が希薄化することもありますので注意が必要です。しかし、1つのキーワードの検索件数ばかりに囚われず、柔軟にタイトルを決定することを忘れないようにして下さい。

 最後に3点目の端的かつ興味を引くタイトルをつけるようにということについて解説しましょう。
 検索エンジンは、タイトル要素の内容をホームページの内容把握のためだけに利用するのではなく、検索結果の一覧表示にも利用しています(下の画像の赤枠内)。そのため、この内容がキーワードの羅列などになっていると、せっかく検索結果に表示されてもユーザーがそのリンクをクリックしてくれなくなってしまいます。

SEO対策の基礎 検索結果

タイトルにはキーワードをしっかり反映させることも重要ですが、表示された際にユーザーの興味を引き、しっかりとクリックしてもらえるようにすることも重要です。

 当ホームページ作成会社.comは最適なキーワードの選択からタイトルの決定等、包括的なSEO対策サービスをご提供しておりますので、ご興味のある方は、『お問い合わせ』よりお気軽にお問い合わせ下さい。