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SEO対策とSEM対策

　『SEO対策』という言葉と『SEM対策』という言葉の関係ですが、『SEM対策』とは『SEO対策』を含むより大きな概念の言葉になります。

　つまりSEO対策がGoogleやYahoo!のような検索エンジン［Search Engine］の検索結果ロジックに最適化［Optimization］し、ホームページへの集客を最大化することであるのに対し、SEM対策はこのようなSEO対策はもちろん、検索連動型広告や有料リスティングサービスなどの広告の掲載などの手法も用い、検索エンジン［Search Engine］から自分のホームページへの訪問者を増やすマーケティング［Marketing］手法のことを指します。

SEM対策の意義

　検索エンジンの検索結果を経由してくる訪問者は、その検索キーワードに何らかの関心を持っているため、非常に優良な見込み客になります。そのため、現在、SEO対策はホームページへの集客方法の最重要手段になっています。

　しかし一方で、SEO対策は専門的な知識がないとなかなかできず、また効果が表れるまでに時間がかかる面もあります。そして営利を目的としたホームページなどではすぐに集客をしなければならない場合が多いのも現実です。そこでSEO対策が思い通りいかなくても、すぐに優良な見込み客をしっかりと集客する手段として用いられるのがGoogleやYahoo!などの検索エンジンが提供している検索連動型広告になります。検索連動型広告とは、キーワードを指定し、誰かがそのキーワードで検索をした検索結果に表示される広告のことで、SEO対策をすることで検索結果の上位にホームページが表示されることに近い効果を得ることができる特徴があります。

　このように時間的な問題や必要集客数の要請から、多くの営利目的のホームページでは検索結果連動型広告や有料リスティングサービスなどの広告も利用してホームページへの訪問者を最大化しています。ですから現在のインターネットを利用したサービスではSEO対策同様、SEM対策も必須のものとなりつつあります。

　但し、ここでも注意が必要で、同じ金額をかけても、集客できる人数やそのお客さんのアクション率は大きく変わってきます。
　つまり、あなたがデジタル一眼レフカメラを売るホームページを運営している際に、『デジカメ』というキーワード検索した人を広告によって誘導しても、その人は『コンパクトデジタルカメラ』を購入したいのかもしれませんし『ミラーレスカメラ』を購入したいのかもしれませんし、もしくは購入したいのではなくてただただ『デジカメ』の画像が欲しいだけの人かもしれません。ですから、『デジカメ』というキーワードに連動した広告を経由して来たお客さんがあなたのホームページで『デジタル一眼レフカメラ』を購入してくれる可能性は低くなります。
　一方『デジタル一眼レフカメラ　価格』というキーワードに連動した広告を購入した場合はどうなるでしょうか。このキーワードを検索した人はもちろん価格比較をしたいだけの人かもしれませんが、カメラを購入する可能性の高い人であることは間違いないでしょう。つまりこのキーワードに連動した広告を経由して来たお客さんのアクション率は先ほどの『デジカメ』を経由して来たお客さんのアクション率より高くなるでしょう。

　このように、SEMにおいてもただ広告を購入すれば良いのではなく、必要な集客人数やアクション率を考え最適な『キーワード』や『手法』を選択していく必要があるのです。ご興味のある方は、『お問い合わせ』よりお気軽にお問い合わせ下さい。