「著作権保護」の一覧
デジタル著作権保護関連の用語辞書です。コピーにより劣化しないデジタルデータのITの世界で問題となっている著作権保護に関連する用語として、コピーライト[copyright]やコンピュータソフトウェア著作権協会[ACCS]などの様々な用語を紹介・解説します。是非ホームページ作成や利用時に必要な知識の収集と確認にお役立て下さい。
違法コピー【いほうこぴー:illegal copy】
違法コピー【いほうこぴー:illegal copy】とは著作権などの権利を無視し、違法に複製されたプログラムやソフトウェアのこと。不正コピーともいう。
違法コピーによって販売されたものは著作権使用料が著作権者に支払われない。さらに音楽やプログラム、ソフトウェアなどはコピーを繰り返しても劣化しない。イン...
カジュアルコピー【casual copy】とは
カジュアルコピー【casual copy】とは違法性と認識せずに、ソフトウェアや音楽CDなどの著作物を違法複製すること。
何気なく行うために『カジュアル』と呼ばれる。友人から借りたCDやレンタル品を違法だという意識がなくコピーしてしまう。一件あたりの被害額は少ないが、件数は膨大なものとなると考えられている...
クリエイティブ・コモンズ【CC】とは
クリエイティブ・コモンズ【CC:Creative Commons】とは著作物の適正な再利用の促進のために運動を行っている国際的非営利団体のこと。
著作権の一部または全てを留保しない場合に、その意思をネット上で事前に明示することで簡便化する。文書、動画、音楽、写真など多様な作品を前提としている。急速なインター...
工業所有権【industrial property】とは
工業所有権【industrial property】とは特許や実用新案、商標登録、意匠登録の総称のこと。
アイディアやオリジナリティなど、無形財産を保護する。不当に侵害した場合は損害賠償の対象となる。
コピープロテクト【copy protect】とは
コピープロテクト【copy protect】とは映像や音楽、ソフトウェアなどの著作物が無断で複製・配布されないために処理を行うこと。
専用のコネクタの装着を必要にするものや、複製する回数を設定するもの、専用のキー入力を求めるものなどさまざまな処理がある。
コピーライト【copyright】とは
コピーライト【copyright】とは著作権のこと。『©』で表記される。
映画や音楽、本や漫画、絵や彫刻など独自に創り出した作品に対して著作者が持つ権利で、複製や改編、再配布などを禁じている。日本では著作物を創作した時点で自動的に発生し、作者の死後50年後まで認められる。
コピーレフト【copyleft】とは
コピーレフト【copyleft】とは著作物やその改良物に対して、利用・再配布・改変の自由を認めて著作権フリーにするための手法のこと。
フリーソフトウェアの使用や著作権に関する考えのひとつで、GNU[グニュー]によって規定がまとめられた。著作権を保証しながらも使用については自由できるということから命名さ...
コンピュータソフトウェア著作権協会【ACCS】とは
コンピュータソフトウェア著作権協会【ACCS:Association of Copyright for Computer Software】とは日本国内のコンピュータソフトウェアやマルチメディアに関する著作権を保護するための活動を行っている団体のこと。
1985年に設立され、1991年に社団法人となった。著作権侵害行為に対する支援活動や、著作権な...
自炊【じすい】とは
自炊【じすい】とは自ら所有する書籍や雑誌、マンガなどを光学スキャナーで読み取り、デジタルデータ化すること。
データを自分で吸い込むことから『自炊』と呼ばれるようになった。書籍やマンガなどの内容をイメージスキャナーなどで読み取り、パソコンや電子ブックリーダーで読めるようにする。
商標【trademark】とは
商標【trademark】とはブランド名や商品名、ロゴマークなどのこと。トレードマークともいう。
これらを商標登録することで商標法により保護される。登録商標の存続期間は10年で、更新も可能。権利が侵害された場合には、損害賠償を請求することができる。