DRDoS攻撃【ディーアールディーオーエスこうげき:Distributed Reflection Denial of Service】

 DRDoS攻撃【ディーアールディーオーエスこうげき:Distributed Reflection Denial of Service】とはDDoS攻撃の変型した手法のこと。

 トロイの木馬などのソフトを使用し、複数のコンピュータを使ってネットワーク機器に負荷をかけるDDoS攻撃と異なり、各ホストに侵入せず、トロイの木馬などのソフトも仕掛けない状態で攻撃する。インターネットに接続しているほとんどのコンピュータが攻撃対象となり、現状では根本的な対策も存在しない。2002年1月に米国のコンピュータソフト会社、Gibson Research[ギブソンリサーチ]社のWebサイトがこの攻撃にさらされ、詳細な経過報告を行ったことから知られるようになった。