電子透かし【digital watermarking】

 電子透かし【digital watermarking】とは画像や動画、音声などのデータに特定の情報を埋め込む技術のことで、見た目には分からない。著作権表示などの情報を埋め込む。

 紙幣に使われる透かしと違い、肉眼では確認できず、音質や画質にも影響がほとんどない。対応ソフトで解析することで著作権表示などの情報が埋め込まれていることが確認できる。トリミングや拡大縮小などの加工を行っても有効。日本の著作権法では、著作物に付された電子透かしを、不正に除去、改変などをすることは、著作権の侵害とみなされる。