光感受性発作【epilepsy due to light】

 光感受性発作【epilepsy due to light】とはTV受像器などの、極度の光の点滅で起こるといわれる痙攣や嘔吐などの症状のこと。

 20世紀の中頃以降、映画・テレビ・アニメ・テレビゲームなどの光刺激が、多くの症例を引き起こしている。欧米では家庭用ゲーム機で同様の症状が報告されている。なお、調査した厚生省(現厚生労働省)の臨床研究班は、『強い光刺激が入ると、自律神経系の症状や視覚系の症状を起こすことがある。テレビは明るい部屋で1メートル以上離れて見ることが好ましい』と報告している。